早いもので、もう明日から夏休みです。終業式では、１学期の学習や生活をふりかえって、２年生と５年生のお友達が発表をしてくれました。
２年生の皆さんは、１学期に自分ができるようになったことを発表してくれました。「かん字がかけるようになった」「音楽会ドレミの合しょう」「ドッチボールがすきになった」「一りん車じょうずにのれるよ」「ずこうがすきになりました」「あいさつを大きな声で」と、マジックで大きく書いた紙を見せながら元気のよい発表ができました。
５年生の皆さんは、１学期の学習で取り組んできたことの中から、「米づくり」「裁縫」「社会見学」「百人一首」について、写真を見せながら発表をしてくれました。どの学習も体験的な活動で、できるようになった喜びや、次の活動への期待や意欲を感じられる発表ができました。
上久堅小学校のクラブ活動は、ちょっと他の学校とはちがいます。年間３回あるクラブ活動ですが、希望が通れば毎回ちがうクラブ活動を選ぶことができます。というか、ちがうクラブを選ぶことが基本です。
写真は、スポーツクラブ、手芸クラブ、生け花クラブ、料理クラブの様子です。他にも、自然科学クラブがあります。どのクラブも、地域ボランティアの方たちが講師となっています。自分が興味のあること、地域の方が得意なこと、地域の様子を知ったり体験したりすることができるクラブ活動です。どんな体験をすることができるのか、毎回とても楽しみです。
上久堅小学校には、立派な屋根付きの土俵があります。この土俵を使って全校児童が相撲をとる「すもう週間」が、今年もとうとうやってきました。土俵の周りには、本物の力士が使っていたのぼり旗まで立ち、勝敗を決する行司さんも本格的な衣装を着ています。ちびっ子力士の子どもたちも、自ずと盛り上がってきます。
子どもたちの力のこもった取り組みを見ようと、お家や地域のみなさんが応援に駆けつけてくれました。真剣そのものの立ち会いに始まり、最後の手刀まで、なかなか格好良く決まっています。
勝負は、「なかよし班」対抗の団体戦です。最終日には、どんな結果が待っているのでしょうか。請うご期待！
音楽専科の先生がいない上久堅小学校では、音楽が得意な先生が音楽専科の先生のように全校の音楽の授業を受け持っています。そんなことが可能なのかなと思ってしまいますが、何とかやっています。
音楽会も、大きな学校以上に一人ひとりの出番が多いかもしれません。ふつうの合唱や合奏の他に、「ひとり歌い」というプログラムがあるからです。６年生が決めてくれたテーマにしたがった選曲で、各学年がリレーのようにして独唱を披露していきます。
「ひとり歌い」は、美しい歌声が自慢の上久堅小学校の伝統あるプログラムなんです。
大きな写真は、５・６年生による合奏のステージです。先生たちのコスプレから曲目がわかってしまいそうですね。みんなノリノリで演奏をしていました。
飯田市立上久堅小学校 の 2016 年 7 月 のアーカイブを閲覧中です。
